2012年02月25日

パッション!!



今年初のパッション・フルーツが入荷しました。





パッション・フルーツは夏場(暖かくなってきてから)のものだと思ってましたが、先輩バーテンダー曰く「二毛作」らしいのでこの時期にもあるようです。


今回届いたのは沖縄恩納村のものです。


私が好きなフルーツカクテルでこのパッション・フルーツはベスト3に入るくらい大好きです。

何ともいえない良い香り、そして酸味を含んだ味わい。
カクテルにするととっても美味しいです。

ダイキリ風にショートカクテルにするもよし、ブレンダーにかけてロングカクテルでフワフワ泡立つ食感を楽しむのも良し。

考えるだけで嬉しくなります♬


ちなみにこのフルーツ「 パッション(Passion)=情熱」と思ってる方が多いですが、実は情熱でなく「(キリストの)受難」の意味です。

「花の子房柱は十字架、3つに分裂した雌しべが釘、副冠は茨の冠、5枚の花弁と萼は合わせて10人の使徒、巻きひげはムチ、葉は槍。」
らしいです。

日本名は果物時計草。

これは時計の針に見えたことかららしいです。



さぁ、この美味しいフルーツカクテルを是非是非楽しみに来て下さい!!



*パッション・フルーツが今の時期に入荷するのをFacebookで教えてくれたバー・プルーフの佐藤さん、二毛作だと教えてくれたバー・ベッソの佐藤さん(どっちも佐藤さん(笑))、2人の先輩バーテンダーに感謝。  


Posted by THE BARMAN at 18:40Comments(0)フルーツ

2012年02月22日

オレンジオレンヂ




和歌山県はミカンを代表に柑橘系の果物がたくさん取れます。

ネーブルオレンジもたくさん栽培されているみたいで、毎年この時期前後は当店でもメニューに並びます。

輸入のオレンジも味は悪くないですが、国産(和歌山産しか扱ったことないですが…)ネーブルオレンジと比べると雲泥の差があります。

味は爽やかな酸味を感じる甘さで、特に圧倒的な違いは「香り」です。

皮からくる得も言われぬ爽やかな香りは、他の柑橘には無い独特のものがあり、とても良い香りです。


カクテルにするなら、やはりウォッカと合わした「スクリュードライバー」が一番味がわかります。

個人的にはシャンパーニュと合わせた「ミモザ」が好きです。

和歌山のネーブルで作ったのを味わうと、普通のミモザは飲めなくなります!
ってくらい美味しいです♬



さてさて、この素敵な和歌山産オレンジ。

今回はコアントローというオレンジのリキュールに更に漬け込みました。

正確にはオレンジの皮だけを薄く剥いてコアントローに漬け込みました。

オレンジのリキュールなのに意味が無いじゃないかと思われますが、あの美味しいコアントローに更に和歌山産ネーブルの香りをプラス出来たら!と考えたのが始まりです。

さぁ、上手くいくでしょうか乞うご期待。  


Posted by THE BARMAN at 00:26Comments(0)フルーツ

2012年02月10日

八朔




『八朔』

はたしてこの漢字を読める方は何人いるでしょうか??



八朔=はっさく、と読みます。


いわゆる柑橘系果物で、和歌山県では極々ポピュラー。

大阪ではあまり知らないという人が多いです。

私の実家でも昔は栽培していました。
今はほんの少ししか残っていませんが、他で購入するのに比べてとてもジューシーで美味しいです。

子供の時にはっさく取りや、みかん取りを手伝いました。



調べてみると広島が原産地。

「八朔」とは旧暦の8月1日の意味で、毎年その時期から食べられるようになったのでその名になったとか…

でも、旧暦とはいえ今と時期が違いすぎているのでは…??


時期としては今頃〜が一番美味しいのではと思います。

収穫は年末にして、少し寝かしておきます。
他に木成り完熟といって、この時期ごろまで木で実らせておくのもあります。

常温で置いて、皮が少し柔らかくなったくらいが美味しいと思います。


で、そのハッサクをカクテルにするわけですが、色々試行錯誤してたどり着いたレシピがこれです。


ハッサク×ボンベイサファイア ジン


それを軽く空気を混ぜるイメージでシェイクします。


美味い☆


ゴクゴク飲めてしまいます。



是非、この時期にハッサクカクテルを…


  


Posted by THE BARMAN at 21:35Comments(0)フルーツ

2012年02月07日



ハート型の可愛いシャンパーニュを仕入れました。


Janisson Baradon ジャニソン・バラドン
"Vendeville" ヴァンドヴィール

エペルネという村のジャニソン・バラドンさんが作っているシャンパーニュです。

RM(レコルタン・マニピュランの略)といわれる、作り手さんが自分でブドウを作りシャンパーニュまで作ってしまうというものです。

対してNM(ネゴシアン・マニピュラン)は大手です。

例えば、モエ・エ・シャンドン、マム、ヴーヴクリコ、など…。

ラベルに小さく書かれていますので、機会があれば探してみて下さい。

大手は大手の良さがありますが、小さい造り手さんもなかなか面白いです。



当店では週末にシャンパーニュをグラスで提供しております。

なるべく他店には無いものをと、今まで様々なRMのシャンパーニュを出してきました。

たまには大手も入れますが、これからも面白いRMシャンパーニュを探していきます!



さてさて、ハートといえばバレンタイン。

このシャンパーニュはバレンタインの
日にグラス売りにしようかな?と考え中です。
  


Posted by THE BARMAN at 20:11Comments(3)お酒